係船管理

当社では係船中の船舶保守・メンテナンス作業を重視しています。この作業は運航再開後に最適な性能を維持するために不可欠です。

当社では、2009年からクラス公認の係船管理を専門チームにより提供しています。従来型だけでなく最先端の船舶も取り扱ってきた実績と豊富な経験で知られており、業界における係船管理の基準を引き上げてきました。ホットレイアップとコールドレイアップのいずれにも対応しており、訓練を受けた専門家が実証済みのプロセスを提供します。

サービスのハイライト

  • 腐食や静電気による焼き付きから船舶の構造や機械を守る
  • 船舶、設備、環境の安全保障、セーフティー、保全の確保
  • 到着からレイアップ施設、休止から再稼働までの統合されたシームレスなプロセス

係船の流れ

当社の係船プロセスはDNVによる認定を受けています。係船のプロセス全体を大きく分けると、稼働停止、係留、再稼働の3つになります。

 

船舶が係留されているときのチェック項目

稼働停止
  • 適切な係船設備を設置
  • 該当区画を密閉し、除湿機を設置
  • 水中のブランクを密閉
  • 各種防災機器のデモンストレーション
  • 当社のチームが機器の停止をサポート

係留

  • 定期点検(定期テスト、点検、旋回、定期操作)
  • 継続的な保存
  • 活動記録/月次報告
  • 必要な補修・修理
  • 当社スタッフが船上で継続監視
  • 24時間体制でのスタッフ待機
  再稼働
  • 船員が段階的に乗船し、船舶を再稼働
  • 係留設備の撤去
  • 発電機の撤去
  • 防水ブランクを解放
  • コールドレイアップは7~14日で再稼働
  • 当社のチームが再稼働もサポート


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係船チーム - layupenquiries@wilhelmsen.com


係留地

  • 台風やモンスーン海域から離れた安全な係留値を厳選
  • 船舶を安全にアンカリングできる底質を選択
  • DNVによる認定を取得

除湿機の活用

除湿機は、最適な空気の質を維持する重要な役割を担っています。密閉された機械室の湿度を調節し、腐食やカビの発生を防ぐといった役割があります。湿度が高いと金属の腐食が進むため、除湿機によりこのリスクを軽減し、船体、パイプ、電気ケーブル、機械などの重要な部品を保護します。これにより寿命を延ばせるほか、メンテナンスコストを大幅に削減できます。

また除湿機によりカビの繁殖を防げるため、保全にも役立つほか、空気を清浄に保ち、作業員の健康を促進できます。当社では、多様なニーズに対応した高品質の船舶用除湿機をレンタル用に幅広く取り揃えています。さらに、除湿システムの配備とセットアップを当社の専門チームにお任せいただくこともできます。


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